極まってみました。「紺極まる」を読んだ後、前作がまた読みたくなったので「鳩の栖」(集英社文庫)を読み…。くっ…。

 この「鳩の栖」って実は二冊持っているんです。一冊は単行本の、もう一冊は文庫版。文庫版は電車の中で読みたくなったので、通学途中にある朝からやっている本屋で去年あたりに買いました。いやー、他のだと単行本だけですが「鳩の栖」はとても好きな作品ばかりで、しかも短編集なので電車とかで読みやすいのですよ。お薦めです。

 しかし!この「鳩の栖」に『栗樹-カスタネア-』という作品が入っていることをすっかり忘れていました!!…お恥ずかしいですが、泣けてしまうのです。物語の最後以外の部分は全く平気なのですが、最後が!!!最後の2,3ページが曲者です。どうやら私にとって、抗いようのないほどツボなようです。おかげで電車内でマスカラが少し落ちました(恥)。でも好きです。


 そういえば三浦しをんさんの新刊エッセイが発売されたということを友人から聞きました。「夢のような幸福」(大和書房)だそうです。「紺極まる」と同じ出版社ですね。買わなくては〜。

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